お客様からの【キャップ投入する重労働を自動化したい】という要望から開発しました。
これまでは、人手によりキャップが入ったダンボールを1階から2階へ運び、「キャップホッパー」と呼ばれるタンクへ投入されていました。
既設のラインでは対応できず、1階から2階へのコンベア引き回しが難しいため、対応できるメーカーを探されており、お声がけいただきました。
当社では、既設の装置が入り組んだ既設工場のレイアウトのなかに装置やコンベアが収まるよう、現地に何度も脚を運び、採寸作業を繰り返し行いました。
『採寸しては、図面を書き、整合性を現地確認する』という手間のかかる作業を丁寧に行い、特に天井裏にコンベアを通すための採寸作業は真夏ということもあり、過酷な作業となりました。
入念な準備の甲斐があり、据付工事の際は建屋との干渉もなく、スムーズに工事を終えることができました。
ロボットによりダンボールを把持し、
バーコードリーダー➡ダンボールカット➡ケース投入
➡内袋除去➡内袋及び空箱回収までを行います。